2014年05月29日
タイサンボク
学名:Magnolia grandiflora(マグノリア・グランディフロラ)
和名:タイサンボク(泰山木、大山木)
モクレン科
常緑で広円錐形か球状樹冠に、密に茂る中高木。H、S10m。耐霜性、強。
芳香の強い、大きな盃形の白い花は、盛夏から初秋まで断続的に開く。葉は長楕円形で光沢をもち、中緑~暗緑色。
北米中南部原産。葉の表面には光沢があり、裏面は毛が密生しており錆び色に見える。日本では公園樹としてよく植栽される。放置すると樹高20m以上にもなるが、よく分枝して剪定にも耐えるため、庭木として植えるところも多い。
タイサンボクはアメリカ合衆国南部を象徴する花木とされ、ミシシッピ州とルイジアナ州の州花に指定されている。ミシシッピ州は、州内にタイサンボクが多いことから、タイサンボクの州 (Magnolia State) という愛称がある。また、ミシシッピ州の州の木である。
<参考>
新・花と植物百科(角川書店)
ウィキペディア(Wikipedia)
Posted by (有)豊造園 at 16:13
│花木・樹木